羅未亜「…うん…!

うん…。」






少し涙が流れた。





刹那「僕は…

ここに戻ってきても…



よかったんだね?」



羅未亜「…も…ちろんっだよっ!!」




…嬉しくて。

刹那がここにいてくれることに。





―…戻ってきてくれたことが
なによりも嬉しかった。







刹那「ねぇ、羅未亜?」

羅未亜「…なに?」


刹那「羅未亜…


これあげる。」


そう言って差し出した
小さな小さな…








四角い箱。
開けると…













羅未亜「ゆ…指輪…?」

刹那「…うん。」