刹那「羅未亜…
僕の事…
待っててくれたんだね…?」
私はこくんと頷いた。
羅未亜「…好きだから。
忘れられなかった…
ううん、
…忘れたくなかったの。」
刹那「黙って出てって…
本当にごめんね…?」
羅未亜「…本当よ。
…悲しかったんだから。」
刹那「…うん。
僕も本当はね、
出て行きたくなんかなかった。
…ずっと一緒にいたかった。
でも…
いつまでも逃げてたら、
いけないって思った。
でも…
羅未亜が起きていたら
きっと…
決心が鈍ると思った。
…傍にいたかったから。
…僕は羅未亜を
愛しているから。」

