羅未亜「…!!」 ―…なんで私はこの時、 見上げてしまったんだろう。 時間が止まると思った。 心臓が止まると思った。 一年前… Kyoに会った時間、 会った場所で… またKyoの顔を、 Kyoの声を聞く事になるなんて… …本当に皮肉で …残酷だ。 あぁ… 私はそんなに 神様に見放されているのかしら…?