未和「そうそう!Kyoが!!
戻って来たんですよっ!!」
…!!
Kyoが…
Kyoが…戻って…
き…た…?
血の気がサァーっと
引いたような気がした。
現実を…
叩きつけられたような気がした。
しょせんは…
夢のような時間だったんだと、
嫌な予感が現実となって、
ガラガラと自分の中で何かが崩れた。
それは何だったのか、
Kyoへの想いだったのか、
Kyoとの思い出だったのか、
…自分自身だったのか、
なんて余裕が全く見えない私には…
全くわからない事で、
理解なんてできる事じゃなかった。
メニュー