アイドル逃亡中!





羅未亜「わ、わぁっ!
どうしたのよ!?
そんなに慌てて…

ちょ、
ちょっと落ち着いてよっ!!」


私は未和ちゃんの肩を
しっかりとつかみ、

とりあえず深呼吸をさせて、
気持ちを落ち着かせた。






未和「ふぅ…すみません。
あのですね、Kyoが…!

Kyoが…!!」


そうまた興奮気味に話す未和ちゃんに、
私はKyoという言葉に、
反応して私も冷静な心が飛んで、


いつの間にか未和ちゃんの肩を、

…掴んで揺らしていた。




羅未亜「え…!!Kyo!?
Kyoがどうかしたの!?


ねぇっ!どうしたのっ!?」


すると私に揺らされてあわあわとなりながら、
未和ちゃんは話してくれた。




未和「ちょ、羅未亜さんん~~!
お、落ち着いて下さいよぉ~!!」


そう言われてハッと気付いた。

…ごめんね、未和ちゃん。




羅未亜「あ…ごめんね、未和ちゃん。」


そう私がバツが悪そうに言うと、

気にしないでください、と
未和ちゃんスマイルが返って来た。


そして…話しだした。