だから…僕は麗華が… そんな世界が嫌になって―… 逃げ出したんだ。 あの世界から。 自分自身を… 『僕』を守る為に。 もう誰も信じられない… 愛する人でさえ。 信じたくない… もう傷つきたくないって…思いながら。 芸能界とは違う… 外の世界に逃げたんだ。 …振り向かずに。 夢中になって走った。 光が見える事を願って。 光を… 光を探して。