るりか「うん!
かたぐるまだぁ!」
またるりかちゃんに、
ほほ笑むKyoはとってもとっても輝いてる。
素敵な素敵なKyo。
ねぇ、Kyo。
私のこと…
少しでいいの。
少しでいいから、
Kyoの記憶に刻んでおいてほしいの―…
忘れないでね、Kyo。
Kyoみたいな素敵な人をずっと想ってる、
届かない気持ちだって
…知っているくせに、
キミのことを諦めきれなかった…
私みたいなバカな女のこと―…
少しでいいから覚えていて…
Kyoはるりかちゃんを肩に乗せ、
私のほうにくるっと振り向いてまた笑った。
その輝く笑顔で、
涙が溢れそうになった。
大好きよ―…
大好き…
Kyo。

