その満開の笑顔に―…
そのセリフ―……
ねぇ、
キミはその力がどれだけのものか…
……知ってるの?
その笑顔で…
その言葉で…
どれだけ私の胸が高鳴るか…
どれだけ私の心を掴んで…
縛り付けて…
離さないか…
キミは知ってるの?
ねぇ―…
期待させないでよ…。
期待しないようにしていても、
知らないうちに私の胸は高鳴るわけで…
顔もにやけるような…
でも恥ずかしいような…
そんな微妙な顔になるわけで…
期待してしまうこの心が憎らしい…
高鳴る気持ちが憎らしい…
この高鳴る気持ちを―…
この鼓動を―…
止める術を…私は知らない―…

