聞いてしまったらイケない…


聞いてしまったら―…





そう―…


私の足元の薄い薄いガラスが
割れて、深い深い闇に落ちてしまう…


私とKyoの間にある…
とても脆い何かが壊れてしまう…





…そんな気がしたから。


もう二度と光を―…


Kyoを見られなくなる…




そんな気がしたから。




まだ壊したくないの…





壊れてほしくなんかないの…






大切な暖かいキミだから。



もっと一緒にいたい。



もっと…







思い出が欲しいの。