アイドル逃亡中!







なんだか…


暖かい…




落ち着く…。



私は怖いのを忘れて、
頭の感覚に集中していた。


するとなんだか自分の気持ちが和らいで、
だんだん落ち着いていくのがわかった。




ほっとした気持ちで上を向くと、
薄暗い中でKyoが…


優しく微笑みながら私の頭を撫でていた。



Kyo「大丈夫だよ、
僕にしっかり捕まっててね。」


と、Kyoは私の隣にきて
私がKyoに横から腰に抱きつく形にして、
Kyoは私の背中に手を回して腰を支え、
片手は私の手を握った。


がっちりと…




…離さない様に。





み…
密着しすぎぃーっ!



ぴったりくっついてるっ!


私は
人間抱き枕状態じゃないですかぁぁーっ!!