羅未亜「座って食べよう!」


私がそう言って移動すると、
そのあとをちょこちょこと移動しているKyo。


まるでカルガモの親子みたいだった。



ふふっ…

なんだかかわいくって…
おもしろくって…


私はKyoにばれないように、
前を向いたまま静かに一人笑った。




羅未亜「ここに座ろうっ!」


ちょうどあいていたベンチを手で合図をした。


Kyo「うんっ♪」


鼻歌を歌いながら、
ベンチに座ったKyoの隣に私も座った。


そしてKyoにアイスを渡した。


Kyo「いっただきまぁ~す♪」


羅未亜「はい、どうぞ♪」