アイドル逃亡中!



Kyo「んっ…!!」


Kyoの動きが止まった。


そりゃそうか…
嫌いだって言ってたもんね…



羅未亜「お茶飲む…?」


私はお茶をコップに入れ、
Kyoに差し出した。


するとKyoはまたばっと私の方をみた。



な…なんですか!?




こ、今度は何っ!?







Kyo「このピーマンなら食べれるっ!」


そしてKyoは笑った。





え…?


Kyo「羅未亜さんのピーマン大丈夫だよ!
すっごいおいしい!」



そういってKyoは、
またピーマンを食べ始めた。




羅未亜「お…大げさじゃない?

…ってか私じゃなくて、
ピーマンがおいしいんじゃない?」


私はいきなり気が狂ったように、
ピーマンを食べるKyoに驚きを隠せなかった。