Kyoは私に向かって、 大きく手をぶんぶんと振る。 Kyo「羅未亜さぁああん!! 早く来て!!早く~~!!」 う… 逃げ出したい…。 私はKyoが大声で呼ぶので、 まわりのおばさま方の注目の的になっていた。 わざわざ若い子たちが 来ないスーパーを選んで正解だったわ。 うん…。 こんなの見られてバレたら大変だもん。 想像して背筋がゾッとする。 うん…。 …ここでよかった。