「・・・・・・・。」


き、気まずいよ...。恥ずかしいよ...。


向かい合ってるのに耐えられなく
なった私は、結夜に背を向けるように
動いた。


「どうした?」

結夜は、不思議そうに聞いてくる。


「恥ずかしいから...。」


すると、後ろから
ギュッと抱きしめられた。


それで私の鼓動がはやくなる。


「あ。」


「な、何?」


「ワイン取ってくる。」

そういって、風呂を出た。