「寝てるの?」

近くまで行って聞いてみる。


「寝てねーよ。」

そう言って、起き上がった。


「もう寝る?」


「いや、風呂入ってから。」


「私も入る。」


「えっ?一緒に?」


「はぁ!?違うよ、別々にだよ!」

まさかそんな勘違いをされるとは
思ってなかったから、思わず顔が
赤くなる。


「あ、やっぱり?」


結夜は最初驚いたみたいだったけど、
すぐにクスクス笑い出す。


「冗談はこれくらいにして。琉華、
先入れよ。」


「えっ、いいよ。あたし長くなりそう
だし、先入って。」



「「・・・・・・。」」