輝かしいその舞台に
私は魅了された。

たいして大きい舞台ではないけど

誰かの前で
自分を表現できる事が
羨ましいと思った。



バンドのヴォーカルの人が
みんなを盛り上げていった




地面が揺れた




ライブとは



こんな感じを言うのだろう






いつか私も
輝けるかなと

どんなに小さな舞台でも

歌手として

私の歌声を聞いてほしいと
強く願った。


羨ましい


私も



舞台に立ちたい





鼻の奥がつんとして
涙が出てきた。



これ以上の幸せを願ったら
全てを無くしてしまう気がするのに

どうして願ってしまうのだろう