どうして私を
みてくれないの
どうしてそんなに
悲しい目をするの
「どうして…
別れるなんて
言ったの」
「…………。」
ただ立ち尽くす翔弥を
私はただ見つめた。
だけど私を見ることはなく
時間だけが過ぎていく。
「翔くんっ」
私が翔弥の腕を掴むと
反射的に翔弥が
私を見てくれた。
だけどその目には
優しさとかなくって
前と違くって
切なくって
そんな目を見たら
胸の苦しさが増した。
泣きたかった
泣けなかった
泣いたら
聞きたい事が
聞けない気がしたから
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…