「華奈子何つくんの?」
「んー、秘密」
飯島家に着いて
夕飯を作りはじめた。
手際よく料理をしようとする私に
つまみ食いや、ちょっかいやら
隣で邪魔な真がいた。
「ねぇ、邪魔」
「冷たいなー」
でも隣でニコニコ
私の料理を楽しみにしている
真が愛おしくて仕方ない。
「はい、できた」
「やべ!!うまそう」
テーブルに置かれたオムライスに
真は目を輝かせていた。
「おいしい?」
「……………やばい…」
「……やばい…って…?」
「美味すぎる」
本当においしそうに食べてくれた。
作って良かったと思った。
「結婚してるみたい」
思わず思った事が
口に出てしまった。
「じゃあ結婚する?」
冗談だと分かっても
目の前にいる
大好きな人からのその言葉に
胸が高鳴った。


