「あたしもネックレスにしよ」





いつか




飯島を忘れられた時に




外そうと決めた。






お守りとして持っていても
いいよね、と


心で呟いた。









‐夢だったのかな
 君がいたあの頃は
 夢だったのかな
 君と笑ったあの日々は
 そうやっていつも
 独りぼっちで歩いてた

 だけど僕にできること
 そこらじゅうを探したよ
 そしたらね
 君に伝えたい想いと
 君を救う言葉が
 見つかったんだよ

 「ずっとずっと
 この地球(ホシ)終わるトキまで
 ずっとずっと
 どうか君の笑顔
 そばに置いておきたい

 いつだって、そう
 君だって誰だって
 何だってこの地球(ホシ)に
 生まれついたんだよ
 だから、ねえ
 泣くなんて時間(トキ)を
 笑顔で晴らしてごらん」

 こんな言葉そっくり
 伝えたらどんな顔して
 君は僕を見るのかな
 君の涙を僕にくれるなら
 それを僕は嬉し涙に
 変える魔法を知ってるよ‐