「ぷっ………はははは」



急に笑った私に
眉間にシワを寄せて
困った表情になるかっちゃん



「まじで…ごめん」


「かっちゃん…
 面白いね」


「………は……?」


「許してあげるよ」


「………………。
 なんかむかつく、華奈子」





そしてまた
かっちゃんは微笑んだ。






「うわー、あんた達
 カップルみたいだねー」




白くて長い脚をした
魅麗さんが来た。

隣には無表情でこちらに
近づいてくる迅さんが。




「そっちこそ
 カップルみたいっすよ」



私達の席に二人も合流して
また他愛もない会話を始めた