夕飯を食べた後、安奈はバイトのため、家をでた。



麻衣と私も、安奈が出た後は、することがなく、今日は寝た。





まだ私たちは、まだ知っていない。明日起こる事件なんて…。





次の日。
奈々『おはよー♪ってあれ安奈は』

朝、起きたら、安奈が帰っていない。仕事が長続きしているんだろう。私はそう思っていた。

麻衣『そうなの。朝おきたら安奈がいないから心配で(^-^;』
奈々『事故とかに会ってなければいいんだけど…』
麻衣『まっさかぁそんなことあるわけないじゃん!おおげさだ…』

麻衣が話していたら突然電話がなりだした。画面には、病院の番号。私たちは息をのんだ。

奈々『まさかね。…もしもし、城月です…』
病院『もしもし、こちら○○市立病院です。篠原さんのお宅ですか』
奈々『…はい。そうですけど、まさか安奈に何かあったんですか』
病院『……病院で詳しく話しますから、大至急、こちらにいらして下さい。』
奈々『…うそ…。わ、わかりました…今から向かいます…はい、失礼します』
麻衣『安奈に何があったの』
奈々『…病院で話すからすぐにに来てって。支度しよ』
麻衣『う、うん』


電話の内容は、案の定、悪い事だった。私たちはいそいで車で病院に向かった。
奈々(ウチが事故って言ったから…そのせいで…安奈に悪い事がおきたんだ。)
私は自分を責めた。


しばらくして病院についた。受け付けで、部屋に案内してもらった。
部屋に入ると、安奈が、ベットで横になっていた。


奈々『あ、安奈大丈夫何があったの?!ど、どうして急に…』
麻衣『奈々、落ち着いて。安奈。何があったの話して』
安奈『…ごめん。心配かけて。ちょっと事故っただけ。』
奈々『ごめんね。ウチら何も知らなくて…』
安奈『いいの。大丈夫。ありがとう』


後から安奈から話を聞いた。

安奈は、仕事が終わって、帰る途中だったらしい。ある交差点で、安奈は信号が青になったから普通にバイクを走らせていた。でもその時、事故は起こった。相手の信号無視が原因で、運悪く、安奈のバイクに接触して、バイクごとはねられた。安奈は幸い、右足をおおきく打撲しただけで、命に別状はなかった。