高校を卒業してはや二ヶ月。
私たちは社会人になり、三人で同棲するコトになった。

私は城月奈々、18歳。通称、奈々。
そして、私の大親友の、横山麻衣18歳と、篠原安奈19歳。

私たちは、中学の頃からとても仲がよく、将来『みんなで暮そう』と約束していた。
そこで、やっと願いの叶った今、新築のマンションを借りた。


奈々『ついに願いが叶ったぁ〜やっとみんなで暮らせるよぉ!!』
安奈『だね〜中学ん時から約束してたしね〜』
麻衣『安奈が忙しかったからなかなか連絡とれなかったもんね〜』
安奈『しょうがないよ!ウチ仕事忙しいしでもこうして今日一緒に同棲するんだよいいじゃん』

三人は、楽しく話しながら引越しをおわらせた。

実は私たち、みんなすごい仕事についている。麻衣は、ファッション雑誌のモデル。私は、トリマーで働き、時々朝早くからバイトもする。そして、安奈は、カリスマ看護婦。さらに、安奈は、芸能人のマネージャーもやっている。

私たちは、近所でチョー有名になるくらいです。



夜。私は、夕飯をつくり、お風呂に入ってからバイトの支度をした。
奈々『麻衣たちーウチバイト行ってくるからねぇ夕飯つくったから』
安麻『りょーかいいってらっしゃい』
安奈『頑張ってね〜』
奈々『行ってきます』


安奈『奈々大変だねぇ〜』
麻衣『そだね引越してさっそく仕事だし』
安奈『ウチらも人のコト言えないけど〜(笑)』
麻衣『さて、夕飯たべよせっかく作ってくれたしね』

麻衣と安奈は、夕飯とお風呂を済ませ、早く寝た。





次の日。
安奈『二人とも起きて8時だよ!』
奈々『…んー…』
麻衣『……』
安奈『起きてってばぁ奈々は今日トリマー。麻衣はモデル撮影でしょ早く起きなきゃ遅れるよぉ』

安奈が新聞を読みながら二人を起こした。私たちは今日から基本的に、帰りが早い人が家事をする。
家族みたいにしたくて、安奈が長女、麻衣が次女、私が三女ってことになった。


昼。私は今日仕事が休みになったから、テレビをみていた。
私はテレビをみて驚いた。


テレビ『今日の素人ゲストは、横山麻衣さんですっ!』
奈々『……ん??麻衣』