「ほら、感傷に浸ってる暇はねぇぞ。仕事につけ」


鼻をすすりながらそれぞれが自分の仕事につく。



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「だからてめぇは何やったんだよ!!」



しばらくすると雄介の怒声が生徒会室に響いた。


皆が仕事に励む中、一人のんきに週刊誌を読む耕平に雄介が激怒したのだ。



「オマエはいちいちホントうるせぇな!!小姑かっ!!」


「……小姑だぁ?!テメェとは1回ケリつけとく必要があるみたいだな。表でろ!!」



こうなると売り言葉に買い言葉だ。



「上等じゃねぇか、後悔すんなよ!!」