「う、嬉しいけど…アタシ襲われるの?」



クスッと笑う吐息がかかる。



『彩が襲って欲しいなら、いつでもどこでも準備万端だけどな。』



ヤバーイ!
そんな色っぽい顔で至近距離で囁かれたらキュン死するっ!!



「ぅ〜っ……あんまり、イジメないで?」



精一杯の抵抗を、涙目になった瞳を見開いて上目遣いに言う。



『彩…、だから煽るなっての。』



今日はキスだけな?って優しく耳元で囁いて、またキスを落とされる。


今日はタラコにならずに帰れるのだろうか…?ってちょっとだけ不安になった彩だった。