焦らし愛 〜幼なじみLove Story〜


ねぇ夏樹?…アタシだって本当はずっとずっと好きだったよ。


夏樹に拒まれた時、身に染みて良く分かったの。


…だからもうアタシを拒まないでね?もう離れて行かないでね?



「夏樹。」


『ん?』


「もう離れて行かないでね?」



そう言って私を抱きしめている夏樹に振り向くと、本日2回目の耳まで真っ赤な夏樹の顔が見えた。