焦らし愛 〜幼なじみLove Story〜

「へぇ〜夏樹ってそんなに昔からアタシの事好きだったんだ〜。」



頭に乗せていた夏樹の顔が、耳元に移動して後ろから息がかかる。



『…悪いかよ。…ずっとずっと好きだったんだ。』



耳元でそう低く囁かれて、くすぐったさと恥ずかしさで、身体がビクッと反応してしまう。



ペロッと後ろから耳を舐められて「きゃぁっ…。」と声が出てしまった。



『もう我慢しねぇ…。』



ねぇ何時からアタシを好きだったの？なんて聞いてやりたいけど、いろいろ我慢して来たらしい夏樹には、今は聞かないであげる。