焦らし愛 〜幼なじみLove Story〜


不満そうに睨む夏樹。



『何だよ…もっとキスさせろ。』



拗ねる夏樹もなかなかかわいい。



「ダメ。唇がタラコになったら困る。」


『オレは困らない。』



そう言ってまた唇を寄せようとする夏樹に、さすがに唇が腫れてタラコになる恐怖心が勝って、チュッと触れるだけのキスを返して、身体をよじった。