そんなアタシの言葉にも、夏樹が吐き出したのは、ため息だった。 何で!? そんなアタシってダメ? 魅力ゼロバイトですか!? もう泣きそうで、恥ずかしくて…消えてしまいたかった。 『彩、そういう冗談は止めろ、男には通じねぇ。』 はぁ!? じ、冗談!? 冗談でこんな事言えるワケ無いじゃん! 決死の覚悟で言ったのに…、 夏樹のバカ…。 「…冗談じゃないもん。」 何か色んな意味でダメージくらって、気持ちは落ちてくるし、涙出そう…。