焦らし愛 〜幼なじみLove Story〜



『彩、ちゃんと言いたい事は言え。』



うわ〜ん。


ごもっともです。



でも、夏樹はアタシをちゃんと女として見てくれてんの?



谷間見ても何とも思わないの?



なんて恥ずかしくて聞けない!



そんな、アンタ何様?的な事言えない。



そして、まるでアタシが欲求不満女みたいでイヤだ。



「…別に何でも無いもん。」



恐る恐る夏樹を見上げてみると…



ヒョオォォ〜〜!!!



ヤバい…不機嫌ブリザードがっ!!!



アタシの部屋が北極になるぅ〜!!!



『彩…、言わないなら言わせるぞ。』



そう言って、極寒ブリザード男の顔が近づいて来た。