焦らし愛 〜幼なじみLove Story〜


落ちつかない気持ちから、気づけばソワソワと部屋中をせっせと掃除してしまっていた。



いくら何でもこんな時間にせっせと掃除をしていれば、夏樹だって変だって気づく。



いつまで経っても落ち着かないアタシに、



『彩、こっち来い。』



なんて、ちょっと不機嫌な声で呼ばれてしまった…。


しまった…。



アタシの行動は分かり易すぎる。



今更後悔しても遅く…



怖ず怖ずと夏樹の隣に座るアタシ。