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更衣室近くのトイレを探したけどいなくて
しょうがなく更衣室も探したけど居なかった…
「入れ違いかな?」
一旦、教室に戻ろうと
ドアに手をかけるがびくともしない…
「えっ…」
「まさか、あっさりひっかかるとは思わなかった」
外で声がした…
「ちょっと!!!
慄梛探すんだから開けてよ!!」
「当分そこで大人しくしててね~♪
谷沂広さんなら心配ないから安心してね?」
行ってしまった…
「うそ…、ちょっと、誰か開けて」
ドアを何度も叩くが無駄だった…
ただでさえ、滅多に生徒が来ない場所に
居るはずがない…
「なんで、気づかないかな…
本当、馬鹿だな、わたし」
―こんな時に限って携帯バックの中に
入れたままだし…――
床に座り込むと、
ポケットに何か入ってるような感覚がした…
手を入れてみるとスマホが出てきた…
運の良いことに電波も良かった
そして、迷わず賢の携帯を鳴らしてみた
“お願い出て…”
~♪♪~♪
「もしもし、愛しの瑞梨なにかご用かな?
なんてね~」
なんて電話越しに聞こえる賢の声に安心し思わず涙が出そうになる
「賢、お願い、助けて」
「どうした?」
慌てた声を出す賢
「慄梛がね、いないの」
やっとのことで言えた言葉になってしまった
多分磨梛抖くんにこのことを話してるんだと思う…
「瑞梨動けないの?」
そして、わたしは今の状況を賢に全て伝えた
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