「りつなちゃんって磨梛抖の好きな女の子だろ…?」
「間伐と今付き合ってんだよ…」
言いたくない言葉を自分の口から言わなくちゃいけないなんて胸の奥が張り裂けそうだった…
「磨梛抖…」
「そんな顔するなよ、櫟玻、安心しろ?
俺と賢で裕也も慄梛もみんながまた笑ってさ
元に戻れる方法見つけるからさ、なぁ?」
「俺も協力する!!」
「ありがとな」
慄梛も全部助けてから“絶対告白してやる!!”
って、静かに心に誓った
その一方でクラスの奴らは裕也のことを聞いてから退学や停学にされるのが怖くて間伐にベタベタと纏わり付きご機嫌伺いみたいなことをずっとしていた
そして、2限の休み時間、賢が慌てて俺のところに来た
「磨梛抖!!!!」
「そんな慌てて、どうしたんだよ?」
「りっ、慄梛ちゃんが居ないって!!」
「はぁ?なんで!!!」
賢もあんまり状況を把握してないらしく
電話口の相手は相沢だと思うが話しをしている
「なんで、どうしていないんだよ!?」
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