―ねぇ?磨梛抖、大好き… 磨梛抖以外なんていらないよ…? 磨梛抖、磨梛抖… 何もかも嫌… 磨咲飛の言う通りさ 告れば良かったね… わたし、今更後悔して遅いね… 磨梛抖に会いたい… だけど、会いたくない… 知られたくない… 好きな人は磨梛抖なのに…―― 自分の荷物と磨梛抖の財布を持ったまま 気づいたら自分の部屋にいて 部屋にある磨梛抖との思い出のものを片っ端から集めてみはじめた .