慄梛はゆっくり話しはじめた
「碧兎さん、真妃さん今日はお話しがあって来たんです!!」
「話し…?」
「わたし、磨梛抖たちとまた高校に通いたいです、でも…」
「でも?」
「ここにも居たいです、だから今日はそれを伝いに来たのと、お父さんとお母さんも一緒に来たんですけど…会ってもらえませんか…?」
「ま、待って俺らにそんな資格ないし…」
「会ってほしいんです
お父さんもお母さんもお会いしたいって…」
「碧兎、会わしてもらおう?
りっちゃんも磨梛抖くんも向き合ってるんだし、あたし達も向き合わなくちゃ」
その言葉を聞いてから慄梛は莱汢さんと漓維さんを呼びに行き、その間に
「付き合えてよかったな。おめでとうな」
「まだ付き合ってないですよ…保留中なんです」
「てっきり碧兎とさっきの感じで付き合ってんのかって思ったん…ごめん!」
「はぁ?俺を巻き込むなよ、それよりもりっちゃんのご両親ってどんな感じ…?」
「俺を裏切んなや「本当マジでどんな感じ…?」
タイミングいいのか悪いのか慄梛は莱汢さんと漓維さんを連れて戻ってきて、碧兎さんもそれまで冗談言ってた健哉さんも雰囲気ががらりと変わった
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