とか、考えてる間に慄梛は来ていて 「磨梛抖、ごめんね… 先生の話しが長引いちゃって」 「いや、別にそんな待ってねぇーし気にすんな」 「ありがと♪」 「んじゃ、帰るか」 「うん♪」 慄梛が横を歩いてるだけなのに 俺のテンションが上がってるのが解る ―俺って単純かもしれねぇーな…―― 「…と?…なと? 磨梛抖?聞いてる?」 「あぁ、うん」 ―ヤバ、聞いてねぇー… 何話してたんだ? 適当はまずい…よな…? かと、言って返事した 俺は今更聞くのも可笑しいし…―― .