その質問に答えられない、わたしを見て
「本当に解らない?知りたい?」
小さく首を横に振るのがやっと…
「ククッ…、相変わらず強情で素直じゃないね?」
今まで合わせてた目を背けると
「抵抗しても無駄だよ、まぁ、それはいいか」
と、無理に目を合わさせられた目はさっきよりもずっと冷たく怖かった…
「さっきの答えを教えてあげる、愛結、君だよ
だから、奪ってやる1番大切なものを…ククッ
どんな反応するだろ」
不適に笑う撻くんの言葉が頭の中でグルグル巡り理解するのに時間がかかる…
「言ってる意味、理解出来た?愛結ちゃん?」
「…む、り…」
「無理?無理なんかじゃないよ、
愛結が俺の彼女になればいいんだよ、
俺と付き合うだけでいいんだからさ、
あっ、それとも成績も人からの人望も1番な
元生徒会長さんを引きずり落とすのもいいかもね?ククッ、名案♪
でも、バスケ部でもない学校の人気者も引きずり落とさなきゃいけないし愛結が俺と付き合わないせいで犠牲者が2人か…まぁ、それでも2人は大切な大切な愛結を守れるならって本望かな?ねぇ、愛結?」
独り言のように淡々と話した
「あっ、これは愛結が決めていいよ?
俺と付き合うか、付き合わないか
好きな方をどーぞ?」
微笑む顔は優しいのに言ってることは残酷だった…
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