あの日を境にパタリと手紙がこなくなった
裕也たちも2ヶ月間毎日来ていた手紙が
来なくなると逆に“淋しいな”なんて言ってたけど、
これで無視とかしなくていいんだって思うと気持ちが楽になった
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10月のある日の放課後
裕也は生徒会長の引き継ぎで、櫟玻はバスケ部の
顧問の先生に指導を頼まれてわたしは一人、放課後の教室で2人が早く戻って来ないかと待っていた
「愛結、久しぶり」
ドアのところにいた相手に声話し掛けられるまでは…
声のするほうを見ると…
「撻くん、久しぶり!?」
突然と話すことも遊ぶこともしなくなった間伐 撻くんが立っていた
「毎日下駄箱に入ってた手紙読んでくれてた?」
「あの手紙、撻くんが出してたの!?」
「そう、でも愛結は一度も来てくれなかったね…
日が暮れるまで愛結のこと裏庭で待ってたのにさ…」
淋し気に撻くんは笑った
「ご、ごめんね!!
撻くんが手紙を毎日書いてくれたの知らなくて…
それに…」
「もう、いいよ
それより俺の話し聞いてくれる?」
毎日ずっと手紙書いてる相手が知らなかったとはいえ無視してたのに撻くんは笑って許してくれて前はこうやって普通に話したり遊んだりしてたことを思うと懐かしく感じて話しを聞くことにした
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