――――愛結―――――
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月日は流れて裕也と付き合いはじめて2年が経とうとしていた
綵たちとは、会話すらしなくなっていた
そして、中3の夏、高校選択で昼休みの教室3人で悩み中…
「俺、高校行ける気がしねぇんだけど…」
「あれ?俺、聞いたんだけどな~?
櫟玻この間の大会助っ人で入ったのに優勝って」
「えっ!?櫟玻なんで言ってくれなかったの!!
応援しに行ったのに」
「いや、別に助っ人として出ただけだしさ」
「助っ人がレギュラーより活躍して優勝をさせちゃうなんてな~」
高校の話しから部活の話しに移り変わって
会話してると…
「呉井~、これ渡しておいてって頼まれた」
「ありがと」
クラスメイトから渡されたのは一枚のメモ書き…
「なにそれ?」
「手紙みたい」
とりあえず、折り畳まれてるメモを開くと
“呉井 愛結さんへ
今日の放課後、裏庭に
一人で来て下さい。
待ってます。”
「怪しくねっ?」
「けど、行かないと失礼じゃない?」
「だけど“一人で”って書いてあるってことはさ
3人でいつも一緒にいるって解ってる奴じゃね?」
「確かにな、愛結それ行かない方がいいと思う」
「それより、いつも3人一緒にいること知らない人ってこの学校にはいないと思うんだけど…」
「じゃ、尚更行くな!」
裕也は手紙の相手に会うことを許してくれず、
それどころかメモ書きを没収された
「会いに行くなよ?」
「…………。」
「返事は?」
「…解った、行かない」
そう返事すると裕也はニコッとして上機嫌
その顔見るとこっちまで嬉しくなって感情が移る
そんな姿を櫟玻は少々呆れ顔で見てるんだけど
それは気にしない
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