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リビングに行くと
磨梛抖のお母さん美愛【みあ】さんが
紅茶を煎れてくれた
「慄梛ちゃん、いつもごめんなさいね…」
「いえ、全然!
わたしが好きでしてるので大丈夫です♪」
「ありがと〜、そう言ってもらえると嬉しいわ♪」
美愛さんは微笑む…
磨梛抖の両親は美男美女
その子供2人も美男子…
“磨梛抖も磨咲飛もいいとこどり過ぎる”…
「慄梛ちゃん」
「はい?」
「彼氏はいるの?
磨梛抖を毎朝起こしに来てて大丈夫?」
「彼氏はいないです」
「そっか♪いないのね!
馬鹿息子だけどよろしくね♪
慄梛ちゃんはいつでも大歓迎だから♪」
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