幼なじみ君と  幼なじみちゃん♪




「まーなーとっ!!」



遠くの方から走ってくる賢くんと瑞梨の姿が目に入る…



「たく、やっと来た」

「ごめーん、遅れちった」

「ごめんね!!」

「まだ9時になってないよ♪」

「おっ!マジ⁉︎もう少し歩いても良かったな!」

「そういう問題じゃないから!」



瑞梨が怒るようにいうと賢くんは



「今日は遅れちったし、みんなに奢る!!」

「よし、賢がそう言うならしょうがねぇーな
水族館に遊園地に昼飯に電車代に…「無理無理!!!そんなに奢れない!!」

「「ぷっ…」」



磨梛抖にからかわれた賢くんは本気にしたみたいで凄く焦る姿にみんなで笑った



「さてと、行くか♪」

「でも、どこに行くの?」

「遊園地か水族館にしようと思ってんだけど
どっちがいい?」

「俺らはどっちでも」

「うちらもどっちでも」



みんなしてどっちでもいいって言ってなかなか決まらず…



「よし!!どっちも行こうぜ!!」



そう言い出したのは賢くんで決まらないよりは
マシってことになって両方に行くことになった




「慄梛、隣りの子は?」



瑞梨は愛結ちゃんと当然初対面な訳で



「あっ、磨梛抖たちと同じクラスの裕也くんの彼女の愛結ちゃん!!」

「そっか、愛結ちゃんよろしくね?わたし、相沢 瑞梨」

「タメなんだし、愛結って呼んで?
瑞梨ちゃん、慄梛ちゃん」

「愛結ちゃんって呼ぶね」

「うん!よろしく♪」



電車の待ち時間で瑞梨の自己紹介も終えて
その様子を安心した様に磨梛抖たちは優しく微笑んでた





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