幼なじみ君と  幼なじみちゃん♪




「正解♪俺の彼女の慄梛可愛いだろ?」



―えっ?わたしが“磨梛抖の彼女”!?――



「噂通りの超美人じゃん♪」



磨梛抖の言葉に驚きが隠せず唖然としてると…



「…ぷっ、嘘うそ、幼なじみの慄梛だよ」

「マジかよ!?
幼なじみなんてもったいなくねっ?」

「だろ?つか、マジ磨梛抖羨ましいよな」

「櫟玻でも、慄梛と付き合うことは許さねぇーよ」

「冗談、冗談」



3人で盛り上がっるのをぼんやりと見てると



「はじめまして♪
わたし6組の呉井 愛結【くれい あゆ】です
よろしくね?」

「あっ、はじめまして、わたしは「慄梛ちゃん、谷沂広 慄梛ちゃんだよね?」

「なんで名前を?」

「有名だから♪」


愛結さんはニッコリと微笑んだ
その顔は綺麗過ぎて女のわたしでさえ見惚れた


「慄梛、紹介するな?」

「うん?」

「早池峰 裕也【はやち ひろや】今は訳ありで
学校には来てないけど同じクラスなんだ」



磨梛抖が裕也くんの紹介をしてくれた、
その隣りにいた愛結さんは悲しそうな顔をしていた…



「わたしのせいなんだ
裕也が、学校に行けないのは…」

「えっ?」

「わたしが、裕也と櫟玻にバレなかっ…「愛結っ!
それは違うだろ!!俺が勝手にやっただけ」

「裕也、愛結、今日は遊びに行くんだぜ?
それにいつまでも引きずんな、
磨梛抖と一緒になんとかすっからさ」



櫟玻くんが二人の間に入って話しを詳しくは
聞けなかったけど、なにかあるみたいだった





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