幼なじみ君と  幼なじみちゃん♪

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「慄梛ちゃんおはよ♪」

「美愛さんおはよございます♪」



わたしの後ろにいた瑞梨に気づいたみたいで



「もしかして、瑞梨ちゃん?」

「ご無沙汰してます」

「久しぶりね、賢けんも磨梛抖もみんな部屋にいるから行ってみて?」

「はい!」

「勝手にお邪魔して大丈夫なの…?」

「いつものことだから気にしなくて大丈夫♪」



磨梛抖の部屋に入る瑞梨は緊張気味で
わたしの後ろを恐る恐るついて来る…
















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――コンコン―



「磨梛抖、入るよ?」



ドアを開くと4人が丸まって寝ていた…


「………………。」

「わぁ―、なんか言葉が出ないかも…………。」

「確かに………。」



『みじゅな…』



賢くんは磨梛抖の足に抱き着いて
磨梛抖は抱きまくらにギュッと抱き着いていて
櫟玻くんと磨咲飛が仲良く寝てる状態で…
思わず、瑞梨と絶句






「とりあえず、みんなを起こそ、か…?」

「賢ほら起きて」

「磨梛抖起きて、磨咲飛、櫟玻くん起きて」



揺すっても声をかけても一向に起きようとしない



「もうっ、最終手段だ!」

「最終手段って…?」

「見ててすぐに起きるよ」



「えっい!!」



磨梛抖が起きないときは鼻をつまむのが1番♪



「う~、慄梛!!慄梛」

「ほら起きた♪」

「斬新だ~」

「磨梛抖おはよ?」

「はよ…」



磨梛抖は起きて磨咲飛、賢くん、櫟玻くんを
起こしてくれた





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