しばらくして、磨梛抖は一度賢くんたちのことを見に行くと言って部屋をでていった…
一人きりになった部屋をぼーっと見回した…
ベッド脇には賢くんが持ってきてくれた
わたしの荷物が置いてあって壊れたスマホを取り出した…
電源ボタンを何度押してもやっぱりつくことはなかった…
――コンコン―
「お姉ちゃん、具合は大丈夫…?」
不安そうな声で那沙は語りかけながら部屋に来てくれた
「ありがと、もうだいぶ良くなったよ」
「良かった♪
にしても、そのスマホ酷いね…」
「そうだよね…電源もつかないんだ…
あっ、みんなはご飯食べたの?」
「うん、お姉ちゃんが作っていったやつを
レンジで温めて、あと適当に作って食べたよ」
「そっか、磨梛抖もちゃんと食べた?」
「あー!!
磨梛にぃーの忘れてた!」
―さすが那沙、磨梛抖もお腹空いてるだろうし
何か作ろ…――
「お姉ちゃんどうしよ!」
「大丈夫、今から作るから、下に行こうか」
「うん!!」
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―――――――――
―――――――
那沙と一緒にリビングに行くと何か騒がしい…
「磨梛抖、ギブ!!悪かった、俺らが悪かった!!」
賢くんが磨梛抖に謝っている…
「二人ともどうしたの?なにかあったの?」
「慄梛!まだ寝てなきゃ駄目だよ!!」
瑞梨が心配して言ってくれた
「大丈夫、ありがと
で、賢くんたちどうしたの?」
「賢がね、磨梛抖くんのご飯食べちゃったの…」
瑞梨は呆れてる…
「磨梛抖、賢くんのこと許してあげなよ」
「絶対嫌だ!!」
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