――――慄梛―――――



磨梛抖の部屋を出ると
弟の磨咲飛【まさと】に会った



「慄ねぇーじゃん、
また兄貴起こしに来てたの?」

「うん、そうだよ♪
あっ、磨咲飛、今日から中学生だね!
おめでとう(*^▽^)/」

「慄ねぇー、俺中2…」

「えー!!!!嘘だ!!」

「去年1年間一緒の中学生だったじゃん…
つか…那沙【なずな】と
俺、同じ歳だし…」

「あっ…、確かに…?
磨咲飛ごめんね!」

「大丈夫!
慄ねぇーはて……さんだから
それくらい理解してるしね♪」



ニッコリと磨咲飛は微笑んだ





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