―――2時間後


「ご飯出来たよ〜」



何とか作り終えた夕食を
目の前に
本当の妻みたい
なんてにやにやしてる。


「きも」


いつの間にか
テーブルに座っていた彰人が呟く。


「ひどい」


なんてやり取りをしていたら

<<グゥ〜>>


二人同時にお腹の音が鳴った。


「は、早く食べよっか?」

「おぅ。」

「「いただきまーす」」



―――――……


「「ごちそうさま」」

そう言って
片付け開始!
と思った瞬間…


「料理旨かった」


食器を洗っている私に近づいて耳元で彰人がいった。

てかその体勢ヤバイって!

私の後ろから包み込むようにして
抱きしめてる彰人がセクシー過ぎるっ!


「あ、ありがと…」



恥ずかしさで
上手く話せない。




「さ、先にお風呂…入ったら?」



「わかった」



何とか助かった〜


こんなことが毎晩続くなんて
心臓が持たないよ…。