『亜喜良は何もしなくていいからさ、全て俺に任せてほしい。


全部俺が悪い訳だからさ、

俺が雷太に謝る。


亜喜良は俺の側にいて。』



蔵人の手を握る。




二人で見つめ合い、雷太の店に入った。




雷太の店に入ってまず驚いた事、




そこに美和さんがいた。




美和さんが私たちに気付く。




何だか気まずい雰囲気。




雷太が私たちを見た。




『亜喜良、蔵人と一緒なのか?


いいから二人とも中に入れよ。』




二人でカウンターに座ると、美和さんが水を持って来た。




何か様子がおかしい。




雷太も美和さんも何か様子がぎこちない。




何で美和さんがいるの?




何で美和さんが、雷太の店手伝ってるのだろう。