合コン行こうか迷っていたら、誘ってくれた優里から電話が来た。




【亜喜良、まさか来ないとか言わないわよね?



亜喜良、整備士の学校なら男だらけですぐ彼氏出来ると思ったのに、



今日は、亜喜良の為に合コンしてあげるんだから、



本人が来なくてどうするの。



毎日ツナギなんか来て、車ばかり触ってるから、よけいに男ぽくなっちゃうのよ。



亜喜良はモデル並に綺麗なんだから、もっとオシャレしなさい。



服は私が用意したし、メイクも私がしてあげる。



超綺麗な亜喜良になって、彼氏ゲットするんだから。】




優里の声が頭に響く。




はぁ、よけい行きたくなくなったよ。