甘いキス

~10分後~

 俊の気持ちは、少しおさまったみたいだった。

「雛...さっきはごめんな??
  あんな姿見せちゃって...」

「いいんだよッ!!
  弱音吐いてくれるってことは、信頼してくれてるんでしょ??」

「当たり前じゃん//微笑」

「それでね、俊...話があるんだけど...」

「何??」

「あたしも一緒にこの家に住んでいい??」