やっとすがたをくらませられた あたしたち 「大丈夫?」 いつもとはちがう優しい声が響く 「うん、たぶん」 そう言ってはみたものの あたしはさっき 木の枝に足がひっかかり 少し血が出ていた すこし足をひねったみたい 「血でてんじゃん」 あたしはその瞬間おんぶされた