「ドゥーラ!今日の放課後空いてるか?」

話し掛けてきたのはクラスメイトのファイデル。

別に私と仲が良い訳ではないし、
いつも必要以外は話し掛けてこない。


「ん..空いてるけど..何かあったの?」

ファイデルが私に何か告げるということは
相当重要なことだろう。